辻恵子 画家
孤独と向き合い広がった自由な創造の世界
母体から生まれ、輪廻を繰り返す『自然の摂理』や『母性』をテーマに作品を手掛ける画家の辻恵子さん。その制作は絵画だけにとどまらず、陶芸やシルクスクリーンなど多彩かつ多岐に渡ります。制作活動は基本的には個人で孤独に行うものだと考え、ある時期から美術団体を辞め、無所属で個展を中心に作品を発表し続けてきた辻さん。これまでの活動を振り返り「自由気ままさが描き創るよろこびとなり、幅広いジャンルの創造の世界を楽しんでこられた」と語ります。孤独と向き合うことで広がった自由な創造の世界。長年に渡る創作への揺るぎない思いが感じられます。