どっちを向いても絵になる街

「歴史と芸術の都パリ」と言われるだけあって見どころはテンコ盛り。
シャンゼリゼ通り、凱旋門、エッフェル塔、ルーヴル美術館…などなど、もうキリが無いよね。
僕もミーハーだから一応有名どころは一通り行った。
でもそんな有名どころは行ったことのある人はまず間違いなく訪れているだろうし、だいたいガイドブックを見れば結構詳しく書いてある。

だからここではもう少し視点を変えて、僕の目で見たパリを紹介するね。
だって、アマノジャクトラベラーだもん。

・デザインで魅せる
・連想もシャレている
・ひと味違うのは何故?
・人も絵になるから不思議

日本からパリまでは直行便で12時間ほど。
機内で食事をしてしっかり寝る時間も確保できるので、僕は12時間くらいのフライトがちょうどいい。

気を付けるポイントは到着時の時差を考えて、早目に寝るか遅めにするかくらいかな。
フランスワインを飲みながら、飛行機は一路シャルルドゴール空港へ!

デザインで魅せる

「芸術の都」という先入観が無くても、やっぱりいろんなデザインに目が行っちゃうよね。

これは改装中のお店だけど単にシートで被うのではなく、このようにカーテンを掛けたようなデザインにするとグッとオシャレ。
しかもめくったカーテンから店名の一部が見えて、ティーザー(じらし)広告のような効果も狙っているね。

こちらも何の変哲もない壁だったのだろうね。
明らかにイラストと分かるけれど、楽しい雰囲気で周りの風景にしっくり馴染んでる感じ。
良く見ると2階の窓は本物。

ちなみに、パリには昔から厳しい建築規制があって、建物は基本的に7階建てで、ベランダを作って良いのは3階と5階だけなんだって。

街を歩いているとどうしてもこんな部分に目が行っちゃう。
歩行者用信号機だけれど、「歩く」は日本の信号機よりもアクティブな感じ。

反対に「止まれ」は、いかにも歩いていませんと強調しているみたいで、何だか好感が持てる。
ちなみに日本の信号機の赤と青は左右じゃなくて上下だったよね。

連想もシャレている

歩道に描いてあるイラストだけれど、何のことか誰でもすぐに分かるね。
イヌがアレをしたらここに捨ててくださいだね。

昔はこのようなスペースが無くて、そこいらじゅうにアレが落ちていたそうなんだけれど、それに比べればましになったのかな。

でも、そもそもイヌのアレは飼い主がその場で処置すればいいと思うんだけれど…日本の飼い主のマナーは大変良いと感じるね。

薬局のドアだけれど、その取手が医療のシンボルであるギリシャ神話のアスクレピオスの杖のデザインになっている。
ちょっとしたことだけれど発想がスマート。

ひと味違うのは何故?

もうちょっとパリの街を歩いてみるね。
観光バスで名所をぐるっと回るのは効率はいいかも知れないけれど、いろんな発見はやっぱり足で稼ぐに限る。

主に歩道を掃除する清掃車両。丸みを帯びた形が何故かかわいい。
でも、こんなところに興味を持つ人はあまりいないか…。

日本と違ってパリでは多くの商業施設は日曜はお休みなので、週末は蚤の市などがお勧め。

メトロ4号線の北の終点ポルト・ド・クリニャンクール駅近くにあるクリニャンクールの蚤の市は2000店以上の店が軒を連ねる、世界最大の蚤の市。
中には誰が買うのかというものも売られていたりするけれど、見に行くだけでも楽しいよ。
このおじさんなんかは、いかにもフランス人という風貌だよね。

なお、蚤の市ではほとんどカードが使えない。また、混んでいる場所は当然だけれどスリには十分注意してね。

こちらではセーヌ川に架かる橋の上で自分の描いた絵を売っている人。
セーヌ川を借景に作品を展示するなんてシャレている。
ちょっとしたことも「パリ」ということで、ひと味違う風に感じるのは僕の偏見かな?

人も絵になるから不思議

モノやお店だけでなく、パリはそこにいる人も何だか絵になる。
多くの公共施設や文化施設には正装した衛兵がつきもの。
歴史的建造物はもちろんどんな建物の前でも絵になるような気がする。

これはフランス共和国親衛隊の服装。
フランスの国旗の色である青、赤、白が用いられているのが分かる。
みんなシュッとして格好いい。

カフェのテラスで寛ぐ両親の横で寝ている子どもだけれど、石畳に不思議にマッチしている。

ちなみに、同じコーヒーでも座る場所で値段が違うのは知っているかな?
一番安いのは店内のカウンター席での立ち飲み、次が店内のテーブル席、そして一番高いのがテラス席。
でも大抵の場合、テラス席から埋まっていくそうな。
やっぱり開放的な方がいいもんね。

これはエッフェル塔から南東に伸びるシャンド・マルス公園での1コマ。
1867年の第2回パリ万博の会場となったかなり広い公園だけれど、やっぱり絵になるねぇ。
たくさんの花びらが散った公園のベンチでこの人は誰かを待っているのかな。

ちなみに、「パリ」の語源は紀元前後にこの地を支配した帝政ローマ人が、ここにいた先住民を指して「パリシイ(田舎者)」と呼んだのが始まりという説もあるんだって。

エッフェル塔を見上げながら、パリでの時間をのんびりと過ごす僕も田舎者かもね。

なんちゃって。