アクロポリスなどで有名なギリシャの首都アテネ。
街中が神殿やら遺跡やらでテンコ盛りだけど、オリンピック発祥の地としても有名。
今回は世界遺産まみれになりながら、街歩きのついでにオリンピックの始まりの地でその歴史に触れてみようかな。
もちろん競技に参加する訳じゃないけれど、見るだけでも「参加することに意義がある」…かもね。
アテネ市内はバスも地下鉄も充実しているので、いろいろと回るには結構便利。
しかも有名どころはかなり中心部に集まっているので、歩いて回るのはそう苦にはならないみたい。
一番有名なのがパルテノン神殿。
ドーリア式建築の最高峰と言われるだけあって、間近で見るとその迫力と美しさは半端ないね。
アテナイの守護神アテーナーを祀ってあるそうだけれど、これが紀元前5世紀に建てられたというのがスゴイ!
紀元前5世紀と言えば日本では縄文時代から弥生時代にかけての頃。
日本では土器とか貝塚なんて言っていた頃に、こんなものを作ったのだから尊敬しちゃうよね。
この建物は19世紀に初代ギリシャ国王のオットーが王宮として建てたものだが、1933年から国会議事堂として使われているそうな。
本家の古代オリンピックが始まったのは今から2700年も前のこと。
最初はギリシャの中のエーリスとスパルタの都市国家同士の試合だったのだそう。
これは古い教会みたいだけど、商業ビルの一角にちゃんと残されている。見た感じでは相当古そう。
フリーマーケットで買い物はあまりしないけど、見て回るのは実際楽しい。
この写真は粗大ゴミの回収をしているのではない。
みんな「商品」らしいが僕にはそうは見えなかったね。
ときには「へぇ~」というような店もある。
これはランプを売っているのだけれど、ある意味オシャレかな。
もちろんこんなモノ、誰が買うのだろうというものもたくさんある。
これはそこそこの大きさの金庫。
こんなボロが使えるのか?開かずの金庫だったらどうする?
でも中にお宝があるかも?しかし本当に開かなかったら?
妄想は膨らむばかり…。
山頂からはアテネの街並みが一望できる。
アクロポリス周辺は建築規制が掛けられているので、歴史的景観がしっかりと残されているのがよく分かるね。
リカヴィトス山から見たアクロポリス。
要塞として十分に機能するのが良くわかる。
しかし、1687年のオスマン帝国とヴェネツィア共和国との戦いの際の大砲によって神殿の多くが被災してしまった。
その修復が1975年から延々と続いてるわけだが、その足場やクレーンはなるべく目立たないように工夫されてるんだって。
こんなところも歴史を大切にする国らしいね。
このリカヴィトス山の山頂付近にはアテネの夜景が楽しめる素敵なレストランがいくつもあるらしい。
ということは日没を待ってここでディナーといこうかな
なんちゃって。
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